名古屋のLAD GALLERYさんで 小澄源太の展覧会をさせて頂きます!!
製作コンセプトは、題名「ハロー自閉症とミラーニューロン」の中にあります。
絵を見る時に何に、人は反応しているのか?って問が自分の中にいつもあり、
その一つの答えとして ミラーニューロンの存在を知って今回のタイトルになりました。
●ミラーニューロンとはある行動を取っている人の脳内で起こる反応と、非常に似たような反応が見ている側の脳内で鏡に映すかの様に
現れる現象を引き起こす脳神経細胞の事を言う
人が他者を理解する上で重要な非言語コミニケーション能力のひとつである。
たとえそれが、絵であろうが、書道の線一本であろうが、その紙の上に乗っかった感情や、想いを人は感じ取って鑑賞している。
それは、ミラー二ューロンのが働いて、その感情や、想いを汲み取り、作家と同じ脳内の反応になる事で、他者を理解しようとする
非言語コミニケーションで、絵を観察してる。っと言う僕なりの仮説です。
今回の個展では鑑賞する側には、このミラーニューロンを意識して観て頂きたく思っています。感情的&衝動的、無意識のままに、シュールレアリズムして描いていますので、
絵一つ一つには細かなコンセプトはありませんが、ミラーニューロンに作用するように描いているシリーズです。
「自閉症とミラーニューロン」の研究がなされ、自閉症はミラーニューロンが上手く働かない事によって他者とのコミュニケーションが上手に出来ず、自分の中で
完結してしまうのではないか?っとずっと思われてましたが、最近の研究ではその逆で、コミュニケーションが意思とは違って正確に取れないので、他者を理解する脳の部分が普通の人よりも肥大し、敏感に他者の心を理解しているという研究結果があります。
この事が僕には凄くショッキングな出来事でした!
他者の心を理解出来ないのは、むしろ普通の人々の方で、自閉症の方々の方が僕らよりも、僕らを理解している。すげー事だと思いませんか?
そして僕らは、他者(自閉症の人)を理解しない、出来ない!なんだか皆が思ってた事と逆だと思うのです。
それとは別で、(感じる)が使えない人達が増えているような気がしてます。感じるよりは、理解する(理屈的に)傾向の人が増えていると感じていて、絵でも、音楽でも、
歌詞で伝えなきゃ伝わらないとか、コンセプトが論理的でないとアートとして受け止められないとか、それはもちろんあってもいい世界ですが、
感じる(ミラーニューロン) の世界にもっとおいで~っと誘うように、ハローっと付けてあります。物の時代の終りから、心の使い方の時代への提案です。
A4サイスの人物がを今回は多く展示販売したいと思っています。A4サイズの絵で¥27,000-+税です。
手製の額縁は¥6,000-税で販売致します。
AD GALLERY(ラッドギャラリー)
451-0042
名古屋市西区那古野1-14-18
那古野ビル北館121号室
1-14-18 Nagono bld. 121room,
Nagono, Nishi-ku, Nagoya, Aichi
tel 052-485-9013
open 13:00 – 18:00
※金曜・土曜 19:00まで